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「碓氷と彼女とロクサンの。」を走ってみた

Category : ツーリング・ポタリング
シルバーウイークもあっという間に終わってしまいましたね。
金曜日に日比谷オクトーバーフェストに行って、またもや飲み過ぎて帰宅。
翌土曜日の夜くらいから風邪が悪化して、火曜日まで自宅療養を強いられました(自業自得)。

この連休を使って長野方面をツーリングしている自転車仲間の報告を見るたびに羨ましくてたまりませんでした(自業自得)。
軽井沢経由で横川まで下りてくる自転車乗りの「釜飯なぅ。」の呟きを見たらヨダレ涙が止まらなくなりました(T-T)

横川といえば、峠の釜飯が全国区で有名ですね。
しかし一部の愛好家にとっては「碓氷峠鉄道文化むら」の存在を抜きにしてこの場所を語ることはできません(僕もその一人)。

そして、幸いにも大型連休前に素晴らしい読み物にも巡り会え、(件の釜飯テロもあり)僕の横川行きは確定的なものになりました。

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『碓氷と彼女とロクサンの。』

この小説が僕の中の「碓氷峠」に新しい意味を持たせました。
凄いざっくり書くと、廃線となった横川-軽井沢間の路線を復活させて電気機関車で繋ぎ、観光開発の一助としようと奮闘する高校生達が様々な困難に立ち向かいながら成長していく青春小説!

この本から感じられるのは鉄道への愛でした。
僕はマニアではなく一愛好家に過ぎませんが、登場人物のセリフ、車両の描写、そして表紙や挿絵のディテールなど、余すことなく楽しめました。

となると、自分は高校生には戻れないので、せめて現場を訪れその空気を味わいたいと思うのが人の情ってもんですよね?


作者の阿羅本景先生の作品では、『止まらないで自転車乙女』の作中コースを辿るライドをしたことがありますが
(その時の記事は→コチラから)、今回は第2弾となります。

さぁ、前置きが長くなりましたが、作中の世界へ行ってみましょう!

9月23日午前3時。シルバーウイーク最終日の深夜、矢野口のローソンでドリンクを補給。
今回の目的地は碓氷軽井沢。横川で昼食に釜飯を食べるためにはこの時間のスタートが必須です。
眠い。

府中街道をひた走り、所沢を越えて川越市内を通りR254に出ます。群馬方面へ向かう時の鉄板ルートです。
東松山でR407に分岐する辺りで夜明けを迎えました。

荒川大橋を渡りR17を高崎方面に進みます。
前にこのコースを通ったのは8月30日の直江津集合の時でしたが、終始雨に降られ周りの景色を見る余裕なんてありませんでした。今回は早朝の気持ちの良い空気の中をゆっくり走ることができました。朝の空気っていいですね(休日限定)。

午前8時。高崎着。出発から5時間で100kmちょっと走ったことになるので、アベレージは20km/hを超えていますね。病み上がりにしてはまずまず。

君が代橋のジャンクションでR18に乗り換え。ここから先は安中市。
いよいよ『ロクサン』の舞台に突入です。
折角なのでゆっくり走りましょう。

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碓氷川サイクリングロード

ほとんど人が通っていないCR。街灯がないので夜は真っ暗でしょうね。
天気が良かったので気持ちよく走れました。こういう道も良いですね。

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安中駅

残念ながら改修中で、こじんまりとした趣のある外観は見られませんでした。
安中駅、宇都宮線の改修前の雀宮駅(宇都宮の1つ上野寄り)の駅舎に似ていて好きなんですよね。

安中駅を過ぎ、しばらくR18を進むと松井田バイパスとの分岐があります。
ここをバイパス側に進んで高架の側道に入ると、県立松井田高校があります。
作中では安中市立松井田高校(通称「松高」)として登場しますが、多分この高校がモデルなんでしょうね。
松高には主人公真とヒロイン浅間夏綺、一つ上の学年のシェルパ部副部長の萩野朱鷺音が通っています。

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この校門前にシェルパ部部長•白鳥明日香がBMWで乗り付けたんですね。
校庭からは妙義山を大きく見ることができて、きっと校歌には「妙義(山)」という単語が入っているんだろうなと想像ができます。

松井田の商店街を抜けてR18に復帰します。
すると国道はすぐに信越本線と並走するようになります。
1時間に数本のダイヤですから、出会ったら撮るが吉です(笑)

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湘南カラーの115系ではなく107系ですね。午前中はこちらの方が運行本数が多いとか。

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午前10時半、「おぎのや」到着です。作中では「はぎのや」として登場。朱鷺音の実家という設定です。
お昼にはまだ早いので、寄らずに一旦通過します。

そして、いよいよ碓氷峠鉄道文化むら到着!

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ここがロクサンの舞台。
真のバイト先であり、碓氷観光開発コンソーシアム・女子学生鉄道プロジェクトチーム(通称「シェルパ部」)の本拠地。
白鳥部長のメイド的存在の録り鉄•丸池みすずが車両を整備し、夏綺がEF63の運転を練習し、白鳥部長と朱鷺音が旧横川車両区の事務所で「かまめっしー」を囲んでいるのかと思うと是非とも入場したいところですが、パナチを駐車場の隅に止めておくこともできず、泣く泣く入場を断念して、外から写真だけ撮影します。

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EF63!

YouTubeで現役時代の勇姿を見ることができますが、実物を目にすると感動しますね。
以前ここに来たときは、アプト式レールを走るED42を見て感動した記憶がありますが、EF63も可愛い「顔してますねー。

さて、時間もちょうど良くなったので、いよいよ碓氷峠を登ることにしましょう!

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旧道を進むと坂本宿。ここの温泉旅館「碧山館」が夏綺の実家という設定です。
松井田まで毎日通学するのは大変だろうな。自転車乗りなら泣いて喜ぶコースでしょうが(笑)

碓氷峠は鉄道史的には66.7パーミルの激坂という括りですが、自転車乗り的には距離10kmちょっとで、平均斜度約4パーセントのゆるい坂で、比較的初心者向けとも言われています。

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メガネ橋こと碓氷第三橋梁。
女装した真とかまめっしーがPVを撮りましたね。
この場所はSR600のフォトPCでもあり、ブルベライダーには馴染み深いのではないでしょうか?

さらに登ると熊ノ平に至ります。

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物語ではこの場所がキーポイントです。
熊ノ平温泉のモチーフが、麓にある碓氷峠の森交流館の「峠の湯」なのか定かではありませんが、現在は残念ながら火災の影響で営業していないようです。

熊ノ平は元々信号場があり、遺構も残っているので撮影スポットとしても良いですね。
作中にも言及がありますが、熊ノ平で起きた脱線事故と崩落事故については、是非知っておいてほしいところです。

熊ノ平を過ぎてもなかなか峠は現れません。
そういえば釜飯を美味しく食べたいがために数時間補給を取っていません。
どうやらハンガーノック寸前みたいです。登っているのに体が冷えていき、空腹でペダルに力が入りません。
ボトルの水も全て飲み干し、辛いの何のって。
ゆるい初心者向けの坂を必死で登ることになりました。油断したらいけませんね。

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ようやく碓氷峠に到着。

ここから軽井沢駅まではあっという間です。とりあえず赤コーラを補給して一時しのぎ。

軽井沢駅には1両のEF63が展示してあります。

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「EF63 2」
この本の宣伝用ポスターに描かれているEF63はこの2号機です。
確かに、1両だけがここに取り残されて、何となく寂しそうな気がしますね。

うーんもっと近くで見たいけど自転車が・・・。

そして軽井沢滞在わずか10分で引き返します(笑)
碓氷峠に向かう途中で作中の重要な場面、夏綺が真に夢を語る「矢ヶ崎踏切跡」に寄ります。

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ここで線路が切れています。

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矢ヶ崎踏切跡には初めて来たのですが、何故か懐かしいように感じ、そして作中の場面が思い出され大変感動しました。
夕日が綺麗な時間帯だったら泣いてるんじゃなかろうか。
このライドで一番訪れたかった場所です。

さぁ、峠を下ったらご褒美が待っています!
楽しみにしていたお昼ご飯!

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朱鷺音先輩にご馳走になりました(笑)
(小蕎麦付き1300円でした。)
テンションが上がって碓氷峠の力餅も食べてしまいました(笑)

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1人で6個は多いわぁ(´Д`)

食後は再び鉄道文化むらまで行き、柵の外から恨めしそうに中を覗くのでした。
今回のライドはサイクルジャージやビブショーツではなく、ポロシャツにイージーライドパンツというラフな格好なので、その辺をフラフラしていてもそんなに目立ちません(と自分では思っています。)。

名残惜しいですが帰る時間です。
目の前の横川駅から輪行で帰ります。信越本線に乗ることも今回のライドの目的ですからね。

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やっぱり湘南カラーがイイネ!

この横川駅のホームで真は姉の葵を待っていたんですね。
そして、手動でしか開かない車両から葵が降りてきて・・・。

そう、手動なんです(笑)

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こんなところも可愛いですね。

信越本線で高崎まで向かう途中、疲労からか安中を過ぎたあたりから眠ってしまいました。
こうして僕の碓氷と彼女とロクサンを辿るライドは幕を閉じました。

聖地巡礼系ライダーになりつつありますが、まだまだ巡り方が甘いですね。
今回も計画してライドを実行したのではなく、思い立って出かけてしまったわけで、モチーフになった場所や観光名所を効率良く回れたはずなんですよね。

まぁ、碓氷峠にはこれからも行くでしょうし、その時のお楽しみということにしましょう。
鉄道文化むらを楽しむためには電車か車で行かないとなりませんね。
時間ができたらまた行ってみようと思います。それまでに続編を期待していいんですよね?

さて、次の巡礼ライドはどこにしようかなー?

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テーマ : 自転車(スポーツ用)
ジャンル : スポーツ

Comment

お疲れ様でした。

鉄道文化むらは今年の直江津集合で気になっていました。
碓氷峠は、と言うか18号はいつも雨のような気がします^^;


晴れの日をw狙って私も行ってみようと思います。

この本は読んだことがありませんが、文章からセバスさんの愛が伝わってきました(^^)

ボクも折を見て、ガルパンの聖地巡礼でも行ってみようかな・・・なんて思いました。

≫マトケンさん

確かに、碓氷峠を自転車で走る時は必ず雨ですね!車で行くと必ず晴れているんですが(笑)
来年の直江津ルートには碓氷を入れる予定ですが、やっぱり雨ですかねぇ?
鉄道文化むらは是非晴れているときに♪

≫かんなさん

布教用にもう一冊買ってお貸ししましょうか?
鉄分とれますよ(笑)

かんなさんがガルパン巡礼で大洗まで行くならご一緒しましょう!ネタ的には面白いはず(笑)
パンツァーフォー!
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プロフィール

セバス(SebasPSA)

Author:セバス(SebasPSA)
2012年10月、ロードデビューしました@Panasonic ORT15。
休日は尾根幹や多摩サイを中心にファンライドしています。
自転車ネタを中心に、書籍、音楽、デジタルライフ、お酒、料理の話など諸々。
※ご質問等は該当記事または最新記事コメントにてお願いします。

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