秋上がりの季節

Category : 日本酒
朝晩が涼しくなりすっかり秋っぽい気候になりましたね。
勤務先のオフィスは高層階なので、まだ冷房を入れないと暑くてたまりませんが(苦笑)

ところで先日、映画「君の名は。」を観てきました。
青春時代をとうの昔に終えてしまった僕には、この手の映画は何ともむず痒く、また、純粋な若者の気持ちや行動に素直に心震わされたのですが、観終わった後の感想は「新海(監督)、てめぇ、僕らを食い物にしやがって!「秒速」で患ってしまった層には(それは即ち「言の葉」で金麦にハマった層と合致するのですが)、この映画を賞賛せざるを得ないではないか・・・。君の名はいいぞ。」と、君の名はオジサンになってしまう程の良さでした。
一部批評では「この映画はEQが高い人間にしか良さが分からないものだ。」と論じられていましたが、安心してください、僕は何度やってもEQテストは8割以上のスコアが出せますから、この映画を観るに当たり何の問題もありません(人の事なんて知ったことではありません。)。
「流行りもの」ではありますが、一度ご覧になることをお勧めします。
ちなみに「君の名は。」の後に「シン・ゴジラ」を観たのですが、流石に2本続けて観ると背中が痛くなりました。
そうそう、シン・ゴジラの本編上映前に映画の予告が流れたのですが、「何者」(就活映画)の予告は良かったですね。「君の名は。」の後に「何者」ですからね(ダジャレ)。
予告編の中で「青春が終わり、人生が始まる」という言葉があったのですが、なるほど、僕は青春を終え人生を生きているのだぁと、「君の名は。」を観終えて感傷に浸っていたところ一人納得してしまったのでした。
一生青春!とおっしゃる方もおられますが、僕にはそんなバイタリティもパッションもありませんので、人並みになるべく充実した人生を送ろうかと思います。

長くなりましたが、閑話休題。

さて、日本酒界隈では早いところでは8月後半から「ひやおろし」の出荷が始まります。
「ひやおろし」というのは、簡単に言うと、春に作った新酒をひと夏眠らせて軽く熟成させてから出荷する日本酒のことです。
日本酒というのは、酵母の力を借りてお米の糖分をアルコールに変えるのですが、通常、出来て直ぐに1回、さらに出荷前に1回、合わせて2回熱を加えて酵母の働きを止める処理をします(これを「火入れ」と言います)。「ひやおろし」は2回目の火入れを行わずに、最初に1回火入れした酒を冷ましただけで卸すお酒なので「ひやおろし」というみたいです(諸説あり)。
通常イイ感じに熟成が仕上がるタイミングが秋口なので、ひやおろしは「秋上がり」や「夏越し酒」とも言われています。ワイン党が11月のボジョレ・ヌーヴォーを楽しみにするように、日本酒党はこの「ひやおろし」を秋の風物詩として楽しみにするのです。

自転車に乗る時間が取れない僕は、相も変わらず毎日帰宅後は晩酌を楽しんでいるわけですが、9月初旬から今日まで、既に数本ひやおろしを飲みました。四合瓶なので量は大したことないんですけどね。大切なのは毎日飲むことです(謎)


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龍力 特別純米

ここはひやおろしを出すのが早い酒蔵さんみたいですね。ところで、龍力というお酒は山田錦の仕込みに定評があるのですが、このひやおろしは雄町を使っています。個人的に雄町の酒があれば好んで飲んでいますので、龍力の雄町を見つけたので迷わず買ってしまいました。

兵庫ではよく見るお酒とのことですが、都内ではデパートや大きめの酒店でないと取り扱いはないかもしれません。見かけたらぜひ飲んでみてください。食中酒というより食前酒向きかも知れません。結構しっかりとしたボディなので、これからの季節鍋物を合わせてもOKだと思います。


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陸奥八仙 グリーンラベル 特別純米

東北の中でも青森のお酒は淡麗傾向が強い気がしますね。八仙もそうです。ひやおろしですが若い感じが抜けきれていない。フレッシュな香りが立っていると言うこともできるでしょう。抜け、キレは良いので食中酒としてはいいかも。ただ、「これが飲みたい!」と選ばれるためにはもう少し個性があっても良いと思います。


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雁木 純米吟醸

美味しいです。口に入れた瞬間から「あ、これ美味しいな」と分かるお酒。すべてにおいてバランスが良い。美味しいお酒の見本と言ってもいいと思う。ただ、純米吟醸はやや上品なので、合わせる食べ物に負けない強さが欲しかったり、ちゃんと酒を飲んでいる感じが欲しい人には純米酒をお勧めします。お気に入りのお酒に登録しました♪


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常山 純米大吟醸

ステーキをわさびで食べるときに飲みたいお酒。全国の鉄板焼き屋と提携すればいいのに。
僕は大吟醸でも燗にしてしまうんですが、これも燗上がりする酒なんじゃなかろうかと疑ってみたり。
流石は純米大吟醸、すいすい飲めて危険な雰囲気を纏っていました。


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天狗舞 山廃純米

山廃独特の酸味と酒感がなんとも言えず、秋刀魚のワタと合わせると絶品です。
燗にしてもホッコリ美味しくいただけますので、これからの季節オールラウンドに活躍させることができるのではないでしょうか(飲み切っていなければ)。


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真澄 純米吟醸

真澄。好きなんですよ。ド定番ですけどね。学生の頃、飲み屋で飲めるちょっと良い酒と言えば真澄、吉乃川、八海山でした(どれも普通酒だったと思います。)。中でも真澄は色々思い入れがありまして(謎)
味わいはすっきりと、甘さは丸く柔らかく、食中酒としても良し、単品で飲んでも良し、幅広いニーズに応えられるお酒です。
そう言えば、真澄が造られているのは長野の諏訪ですが、諏訪湖は「君の名は。」に出てくる湖のモデルなんだとか。塩尻峠を登る途中から見た景色がまさに!ああ、諏訪まで行きたいな(自転車で)。

と、ここまで数本ひやおろしばかり飲んできましたが、まだ冷蔵庫に1本入っています(笑)
美味しい食べ物が増えてくる秋、日本酒との合わせも楽しみですね。

飲んでばかりいないで、少しは時間を作って走りに行かねば(>_<)


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Comment

映画鑑賞、お疲れまでした。
「せいしゅん」が終わった分、「せいしゅ」を楽しんでいるわけですか。あまり飲みすぎて肝臓を傷めないでくださいね。秋はサイクリングの季節です!

>>かんなさん

青春は卒業できても清酒は卒業できそうにありません(笑)
ホントに、気候が良いので走りに行きたいんですけどね(冬になる前に山にも行きたいし)。
ヤビツも和田も往復2時間じゃ厳しいなぁ(T-T)

余計なお世話ですが

他の人、日本酒を知らない人のブログなら笑って(但し苦笑)読みとばすけれど・・・。
たとえ比喩としてもひやおろしをヌーボーなんぞになぞらえるとは!
ついでに書くと、そもそもヌーボーはワインではないのでは?
どうですか?

>>ラルゴさん

いや~悪気はないんです(笑)
確かに「お盆って、こっちで言うところハロウィンみたいなもんでしょ?」と言った感じですもんね。ごもっともm(_ _)m
おっしゃる事はよく分かりますが、僕はヌーヴォーもワインでいいと思っていますますよ。ラルゴさん、早くちとふなで飲みましょうよ(爆)
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プロフィール

Author:セバス(SebasPSA)
2012年10月、ロードデビューしました@Panasonic ORT15。
休日は尾根幹や多摩サイを中心にファンライドしています。
自転車ネタを中心に、書籍、音楽、デジタルライフ、お酒、料理の話など諸々。
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