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ご近所ポタリストの自転車ブログ

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趣味としての靴磨き

靴磨きはプロと素人の差が顕著に出る作業の一つだと思います。
プロに磨いてもらった靴と自分で磨いた靴、明らかに表面の質感が違います。ショップで整備してもらったロードと自分で整備したロードの乗り心地に雲泥の差がある事と似た感覚です。



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僕は就職してから十数年、革靴を履く仕事をしていますが(いわゆる普通のサラリーマン)、ここ数年は特に革靴を丁寧に扱うようにしています。
多分きっかけは、以前所属していた部署の上司が革靴マニアで(革製品全般が好きなようでしたが)、とんでもない値段の靴をカッコよく履きこなしていたのを見たからだと思います。

「足下を見る」と言いますか、スーツを着た社会人と相対する時に、その人となりを測る上で靴は重要な要素なんでしょうか。特に女性は、男性の靴、ネクタイ、時計などを見てしまうと言いますし、オヤジになってもモテるためにはこの辺は疎かにしてはいけないポイントかなと個人的に思っています。

仕事納めも終わり、連休(11連休ゲット)初日に2時間ほど時間ができたので、しばらくできていなかった靴磨きをまとめて行いました。

靴磨きには基本的な流れがあり、簡単に言うと、汚れを落としてから磨くということ。この2つの工程をどのように行うかは千差万別で、まさに好み(趣味)の世界。例えば、汚れを落とすのもブラッシングだけで良いと言う人もいれば、ステインリムーバーで古いクリームを取るべきと言う人もいます。磨きの工程もどのメーカーのクリームが良いとか、指で馴染ませる派やウェスを使う派、2本指派や1本指派、シューポリッシュを使うか否かなど、人の数だけこだわりがあり、どれが正解という事もないのでしょう。

今回は試行錯誤して辿り着いた僕なりのやり方を簡単にご紹介します。

まず、靴磨きを始める前に靴は紐を外します。靴紐が通る穴(鳩目と言います)の周りやベロの部分の汚れを取りクリームがちゃんと塗れるようにします。
そしてシューツリーを装着します。その靴に合った形ならば素材は問いません。僕はAmazonで買ったApollonのレッドシダーのものを使っていますが、安い割にはちゃんとしています。シューツリーがなくても靴磨きはできますが、あるとないとでは磨きやすさが違います。

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いよいよ磨き始めますが、最初に靴についた埃やごみを馬毛ブラシで取り除きます。靴磨き用のブラシには、大きく分けて馬毛と豚毛の2種類があり埃やごみを取るのは柔らかい馬毛のブラシです。
ブラッシングが終わったら、続いてステインリムーバーで古いクリームを落とします。ステインリムーバーはコスパが良いのでM.モゥヴレイのものを使っています。

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汚れが落ちたらクリームを塗り込んでいきます。僕は靴磨き用のウェスを二本指に巻いて、クリームをある程度なじませてから直接靴に塗ります。ペネトレイトブラシを使うこともありますが、基本は直塗りです。直塗りはシミができやすいとも言われていますが、丁寧に塗り込んでいけば大丈夫だと思います。
ちなみにクリームはコロンブスのBoot Blackの黒瓶を愛用しています。これが1番伸びと吸収が良い気がします。


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最近買ったダークブラウン。今まではクリアカラーを使用していた1足に傷が目立つようになってきたので、補色するために色合わせ。なお、靴磨きのクリームは、色味を変えたいなどの理由がない限り、靴の色よりワントーン明るい色を選ぶことが鉄則。

面積の小さいパーツからクリームを塗ったら、新しいウェスで全体を満遍なく磨きます。この工程を狭義の磨きと言うのでしょうか。余計なクリームを拭きると同時に表面に艶を出していきます。

クリームの塗り込みは、ライトブラウンなどの明るい色が難しいと言われています。多分、色むらやシミができやすいからだと思います。確かにそうなのですが、慣れてくると、実は黒が一番難しいと感じるのではないでしょうか。
明るい色は、靴を見れば慣れているかどうかが分かりますが、黒はそれ以上に、磨きが上手いかどうかが分かります。僕がプロに磨いてもらって驚いたのもやはり黒靴でした。この辺も靴磨きの奥が深いところでしょう。

全体の磨きが終わったら今度は豚毛のブラシでブラッシング磨きをします。この過程で隙間に入った取り切れなかった余計なクリームを取り除きます。一般的にはブラッシングの後にウェスの磨きを行う事が多いのですが、僕はこのあと仕上げ磨きをするのでこの順番にしています。

最後に仕上げ磨きとしてストッキングで全体を軽く磨きます。ストッキングを使うと驚くほどピカピカになります。ストッキングに縁がない方は、ストッキング地の水切りネットでも同じ効果があると思います。

靴によってはオプションで爪先部分にシューシャインを塗ります。シューシャインとは、無色の油性ワックスで、鏡面仕上げのために使用します。鏡面仕上げは基本的に変形しない爪先部分だけに施します(全体に施すと曲がって変形する部分に目立つヒビが入ってしまいます)。

と、こんな感じで色ごとに分けて作業をしていきます。当然、靴の色によって使用するクリームが異なるので、対応してウェスやブラシを使い分けるので、それなりの物量になります。本当に趣味の領域です。

靴ひものロウ引きを自分でやってみたり、コバのリペアをしみたり、シューツリーにやすり掛けをしたりと、楽しみは尽きません。何と言っても無心で磨くあの時間が精神の集中にとても良い(と思っています)。

高価な靴にも興味はあり一時期は何足か持っていたのですが、満員電車で踏まれたり蹴られたりして散々な目に遭ったため、余裕を持った通勤ができるようになるまでは高い靴は履かないと心に決めました。
高い靴をボロボロで履いているよりも、それなりの靴をしっかり手入れして履いている人の方が好感が持てますしね。


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と、年の瀬につらつらと趣味の話を書きましたが(注:このブログは趣味の話しか書いていません)、これからもこんな調子で不定期に、時には数か月くらい更新しませんが、気長に備忘録的に記事を載せていけたら良いなと思います。
来年はもうちょっと自転車に乗る時間を増やせて、写真の腕も上げて、お酒も沢山飲んで、趣味に時間を使えるようになりたいです(望み薄)。

それでは皆様、本年もお世話になりました。
良いお年をお迎えください。

Sebas
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